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帰社途中、同僚の片耳に4つもピアスの穴を見つけた。
「4っつもあけてんだー、病院?」って聞いたら、
「ううん、安全ピンとか針とか、友達に。」

・・・聞いてるこっちが痛てぇよ。

そんなバニ子の両耳にもひとつずつピアスの穴があいてる。
これはちゃんと病院で空けてもらったんだけどね。
経験者は分かると思うけど、あけた瞬間は耳燃えるね。ボアッと。
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まぁ、でも一瞬のことだし、バニ子の場合は化膿もしなくて、すんなりあけれました。
あけたのは二十歳の頃。(若かったから出来たんだよねぇ~)
最近は、基本ピアスしたら付けっぱなし。(風呂も)
で、外したら、外しっぱなし。
はい、ご存知の通り、ズボラです。

で、外しっぱなしだった先日、同僚のピアスを見て、
そろそろバニ子もピアスしないと穴がふさがっちゃうかもって、思い立ち、
持ってるピアスの一番細くて金のやつを通してみた。

貫通前の「プチッ」ていう音は、聞かなかった事にしよう・・・。

今まで何度となく、思い出しては「プチッ」を繰り返したからかな?
はまったピアスを見ると、左右の位置がどーーも違う。
んーーー前からだっけ??
もしかしたら、毎回プチッと言わせてるから、
毎回微妙に違う場所に新規開拓してるのか・・・?

・・・我ながら怖ぇーよ。


そういや、こんなこと思い出した。
美容院に行ったときのこと。
普段しないくせに、何を思い立ったのか前日にピアスをした。プチッっと。
そのまま翌日美容院に行ってしまったんだけど、
パーマをかけるからピアス取りましょう、的な話の流れになり、
自分で外した。

しばらくすると、美容師さん、大慌て。
滴り落ちる、耳たぶからの血。
「急いで、絆創膏!」「ハイッ!」みたいな大騒ぎ。

本人まったく痛くありません。
ていうか、むしろ「すんません」的な反省。

「このまま貼るとちょっと大きいですね。ちょっと切りますね。」
「すんません。」
こんなやりとりをしながら、アシスタントさんに絆創膏を貼ってもらいました、耳たぶに。

で、血を流しながらの洗髪・カット・パーマ・カラーだったわけですが、
美容院って、それぞれ担当者が変わるでしょ?

洗髪コーナーに行っては、
「どうしたんですか?耳。」
マッサージしてもらっては、
「痛そうですね?耳。怪我したんですか?」
ドライヤーされながらも、
「痛かったら言ってくださいね、耳。大丈夫ですか?」

その度に、
「いやぁ~今さっきちょっと、えへへ。」
「いや、そんなに痛くないんですよ。」
「大丈夫です。」
etc・・・


もう、あたいの耳たぶのことには触れないでくれっ!!
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そう叫びたかったあの一時。

そして、全ての工程が終わり、お会計も済ませ担当美容師一同がお見送りの際に
放った最後の一言。
「お大事に~。」


あたいは、病院に行ったのか?



美容院と病院、似てるっちゃ似てるか。

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