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「最近更新しなくなったね。」
そう言われたけど、本業がちょいと忙しかった。
これでも、一応会社にいるわけで。
まぁ、元々毎日更新する根気もなく。(だけども毎日クリックは欲しかったり。)

5月に入ったとたんに、見事な5月病になってダラダラしてみたり。
「あれ?そのダラダラは元からだよね?」とか言われてみたり。
ダラダラついでに何もなかったのか?というと、そうでもなかったり。

とある金曜日、なんだか奥歯の歯茎がイテーぞって気付いてみたり。

そういや最近歯医者はご無沙汰だわと、思ってみたり。
でも、歯医者行くの面倒だから、気のせいにしとこって思ってみたり。

放っておいたら、激痛が襲ってきて夜もオチオチ眠れなかったり。
その日の夜から激痛に変わった痛みを夜通し耐え続け、
夜中にめったに使わないタウンページで近所の歯医者を検索してみたり。

でも、あまりに痛くて、イライラしすぎてうまく見つけられず、
土曜の早朝だというのに、遠慮無しに近所に住んでたKちゃんにTELしてみたり。

半泣きで電話してるのに、目覚ましだと勘違いしやがったKちゃんは、
バニ子からの悲痛な着信を、容赦なく切りやがったり
「負けない!」ともう一度電話しなおしてみたり。

2度目の着信も、見事に切られ、「もうダメだ。死んだ・・・。」そう思った矢先に、
Kちゃんからの天使の着信が鳴り響いたり。

近所のお薦め歯医者を教えてもらうも、診察開始が10時だったり。
この歯医者は、バニ子に死ねといっとるんかーー!と、マジキレしてみたり。


激痛で気絶寸前のバニ子は、この痛みを何かにぶつけたいっ!
そうだ!キャベツの千切りをMAXでやりたいっ!
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そんな訳の分からぬ衝動にかられながらも、冷蔵庫にはキャベツがなかったり。

仕方ないから、9時ごろから歯医者にガンガン電話しまくってみたり。
9時半頃ようやく電話に出てくれた歯科助手さんに諭されて、渋々10時に出向いたり。

ズキズキ痛むのに、初診だからとアンケート用紙を記入させられたり。
アンケート用紙を書いてる間にやって来た患者の方を、先に案内しやがったり。
その辺にある机なんかを、蹴っ飛ばしたいくらい痛いのに、
予約患者には勝てねーと、渋々待合室でおとなしくしてみたり。


ようやく呼ばれて、これでもかっ!と痛みを猛アピールしてみたり。
「とりあえずレントゲン」と口になんかくわえさせられながらレントゲン撮られたり。
「あぁ、原因はこの親知らずですね。抜きますか。」とあっさり言われちゃったり。

えー、もう何年もはえてるのに、っていうか、むしろ育ててたくらいなのに今さら~?
親知らずじゃなくて、その奥の歯茎が痛いんですけど・・・
ってな疑問も、この痛みには勝てなかったり。
この痛みが治まるなら、なんでもしてくれ!抜くなり焼くなり好きにしてくれっ!

そんな決死の覚悟も、
「でも、抜くにしても歯茎の炎症が治まらないと麻酔も効きにくいし、
 とりあえず今日出来ることは消毒だけ。」と、
チョチョイっと消毒されただけで、開放されたり。

こっ!この激痛をどうにかっ!どうにかとってくれ!!
痛み止めの注射でもしてくれっ!

そんな心の叫びも届かず、初診料込みで2,500円ほど取られたり。


とりあえず処方された3日分の鎮痛剤をガブ飲みしてみたり。
ガブ飲みしすぎて月曜いっぱいまであるはずの鎮痛剤が月曜の朝には無くなってたり。


「くっ!薬を~~~~!」ってな具合で、軽い薬中になってたり。
次の土曜に抜歯するはずが、痛さに耐え切れず会社よりも歯医者に向かった火曜日。

「先生!ちっとも痛みが治まりませんっ!
3日分の処方ってことは、あの日から3日後には痛みが治まる見当だったんですよね!
ちーーーーっとも痛みが治まりませんっ!!」
とマシンガントークバリにアピってみたり。
そしたら、
「じゃあ、今日抜いちゃいますかっ?」
ってな感じでかる~~く右ストレートくらったり。

えっ!抜歯って、次の土曜のはずですよね?
歯茎の腫れが治まらないと麻酔も効かないって言ってましたよね?
アタクチ、抜歯は初体験なんです。
同僚から「高熱が出て会社を休んだヤツがいる」とか、
「宍戸錠になるくらい腫上がった」とか、
散々脅されてるんですけど、心の準備もあったもんじゃないっすよね?
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麻酔効かないと、どのくらい痛いんですか?
意識失うくらいですか?
あたし生きてココを出られますか?

様々な思いも、ニコッとした先生の前では、何も言えなかったり。
ええぇ~~い!好きにしろぉ~~~~!
こちとら、江戸っ子でぃ!(←違うけど。)

突然の抜歯宣言に覚悟を決めたその瞬間、
麻酔の針が、痛くて貼れ上がってる歯茎に刺さった。
「んんんんんんんんんんっっっっっっ~~~~~~!!」
バニ子の悲痛な叫びも軽く無視されたり。

麻酔が効き始めると、さっきまでの痛みがまるで幻だったかのように快適に。
「どうですか?痛みは?」
「全然痛くないです。」
「麻酔効いたみたいですね。じゃあ、早速。痛かったら左手上げてくださいね。」
とばかりに始まった抜歯。
「痛かったのはさっきの麻酔を打つ時です、先生」と心の中でツッコんでみたり。

とりあえず「アーン」を続けることしばらく。
舌の上にコロンと転がった物体。
ハッ!これはまさしく、アタイの「親知らずちゃん!」

先生バニ子の口の中に手を突っ込み、親知らずちゃんを取り出す。
その後、何かゴニュゴニュやり続けるが、何をされてるかさっぱり分からず。
ある拍子に、唇に糸らしき物があたる。
そして、引っ張られる。引っ張られる。

ああっ!糸で縫われてるっ!
ってことは、切ったんだ。
メスであたいの歯茎を切ったんだぁ~~~~~~。
抜歯どころか、メスで切ったことも初体験で、思わず目が回りそうになったり。

クラクラしてると、「はい、終了。うがいしてね。」と先生。
あれ?もう終わり?とばかりにあっという間に終わっちゃったり。

うがいの後に、器具セットのところをチラッと見てみると、バニ子の親知らずちゃんが。
血まみれ、ちょいと黒い場所あり(←虫歯だそうです)。
記念に持って帰ろうかと思ったけど、あまりに無残な残骸だったので、
そっと置いていったり。


麻酔が切れる頃には、狂いそうになるくらい激痛だったけど、
鎮痛剤を飲んだら、意外と痛みは引いちゃったり。
おまけに、宍戸錠にも、高熱にも脅かされること無く、
見た目全然わかんない感じになったり。
おかげで、あんまり同情は引けなかったり。

親知らずじゃなくて、歯茎がいてぇんだよぉ~~!と思っていたけど、
実際抜いたら、痛みが引いたから、結局親知らずの仕業だったり。
さすが先生!と、今頃になって信用してみたり。


そんな数日間を送っておりました。
そして、今週末、抜糸です。・・・超怖っ!



抜糸と抜歯、どちらが痛いんですか?

↑「あと2本あるから頑張ってね」と先生に言われたり。・・・あと2本は抜かねー!
(現在346位/1000位 : こっちも病院行きかっ?)